第27回 思っている以上にできる、皮下出血──アロマケアに必要な「やさしい手」

こんにちは。アロマの教室『手放す時間』の石川です^^
毎週水曜日のブログ、今週も『介護×アロマ』の『思っている以上に』シリーズ第3回は「皮下出血」 です。
「ちょっと押しただけなのに」
「いつの間にか青あざが…」
そんな経験、現場では珍しくありません。
よくある5つの『思っている以上に』
介護に役立つアロマケア講座の中でも必ずお伝えしている5つの視点。
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皮膚が傷つきやすい
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傷が治りにくい
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皮下出血を起こしやすい
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刺激に敏感なことがある
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刺激に鈍感なことがある
今日は、その中の「③皮下出血を起こしやすい」について詳しくお話しします。
前回の『②傷が治りにくい』の記事はこちらをタップorクリック♪
皮下出血とは?
皮下出血は、皮膚の下にある毛細血管が破れて出血し、皮膚の色が紫〜青色になる状態。
高齢者や疾患を持つ方は、この毛細血管がもろくなっており、ほんのわずかな刺激でも出血が起こります。
なぜ起こりやすいのか?
高齢者や疾患のある方では…
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加齢により血管の壁が弱くなっている
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皮膚の弾力や脂肪が減ってクッション性がない
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血液をサラサラにする薬(抗凝固薬)を服用している場合、さらに出血しやすい
たとえば、
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袖口をめくっただけで
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ほんの少し腕を支えただけで
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少し硬い部分に当たってしまっただけで
気付いたら青あざになってしまうことがあります。
アロマケアで気をつけたいこと
ハンドやフットのトリートメントは、血行促進やリラックスにとても有効ですが、力加減を間違えると皮下出血の原因になりかねません。
✅ 圧は「これで効くかな?」と思うより一段階軽く。圧は軽すぎるくらいでいい。
✅ 揉むよりも包み込むように。高齢者のトリートメントは『軽くさする』が基本。
✅ 同じ場所に長く圧をかけない
オイルを使うことで摩擦を減らすのも、皮下出血予防に役立ちます。オイルは通常のトリートメントより、『多め』が基本です。
服薬歴を確認する
抗凝固薬(ワーファリン・バイアスピリンなど)を服用している方は特に注意が必要です。
「血液を固まりにくくする薬=出血が止まりにくい」ため、青あざが広がる、治りにくいことがあります。ちょっとの皮下出血が、すぐに広がり大きくなるということも珍しくありません。
アロマセラピストは医療カルテで服薬を確認することはできません。
そのため、ケア前に施設スタッフへ一言、
「血液をサラサラにするお薬を飲んでいる方はいらっしゃいますか?」
と確認しておくと安心です。
やさしい手が生む信頼感
皮下出血を防ぐためには、力を加えすぎない「やさしい手」が大切。
そして、そのやさしさは「安全にケアしてくれる人」という信頼にもつながります。
「この人のケアなら安心」
そう感じてもらえることは、アロマケアを継続してもらうためにも重要です。
さいごに
アロマケアは医療行為ではありません。
でも、相手の体の状態やリスクを理解して触れることは、ケアの質を大きく変えます。
香りと手の温かさを届けるとき、
私たちは 「触れる強さ」もまた、やさしさのひとつ であることを忘れないようにしたいですね^^
次回は『思っている以上に刺激に敏感なことがある』についてお話しします☆
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