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プロフィール

名前:石川 貴子

出身:沖縄生まれ 沖縄育ち

苦手なこと:数字(理系がとにかく苦手)、写真にうつること、早寝早起き

好きなこと:患者さんのリハビリ、アロマやハーブを楽しむ時間

趣味:朝・夜のドライブ、ぼーっとしながら音楽聴くこと。

 

保有資格

・作業療法士
・日本終末期ケア協会認定 終末期ケア専門士
・JAA(日本アロマコーディネーター協会)アロマインストラクター
・JAAアロマハンドリラックス(ボディケア)
・JAAハンドトリートメント検定トレーナー
・AEAJアロマインストラクター
・NARD JAPANアロマテラピーアドバイザー
・TAS認定リンパフットケアセラピスト
・JAMHAハーバルセラピスト

経歴

作業療法士兼アロマセラピスト&インストラクターとして活動してます。

作業療法士として勤務しながら、自宅でアロマサロン&アロマとハーブの小さな教室『手放す時間』を運営しています。

20年間の脳外科病院(急性期・回復期・療養型)、訪問看護ステーション、緩和ケア病棟での勤務経験を活かして、慢性的な疾患をお持ちの方や心や身体が疲れてしまった方々へ『安心できるアロマセラピー』をモットーに活動しています。

 

2021年よりJAA(日本アロマコーディネーター協会)認定加盟校として資格取得講座を開講し、アロマとハーブの小さな教室『手放す時間』としてリスタートいたしました。

 

当店オリジナルの『今日から実践できる 介護に役立つアロマケア講座』では介護を必要とする方のケアに携わるご家族、介護・医療分野でケアに携わるスタッフさんへそれぞれの方に必要な形でアロマケアの方法をお伝えしています。

 

アロマセラピーは病気の治療はできません。
しかし、香りとタッチングで疲れた心や身体を労り、少しだけ『こころの治癒力』を助けることはできるかも知れない。

 

その想いから疲れた時にふらっと立ち寄れる休憩所『かかりつけサロン』を目指しています。
アロマトリートメントや講座だけではなく、アロマスプレーやクリームを作りながらゆるりとお話だけでも大歓迎です。

 

現在は他スクールでアロマやハーブの勉強はしたけど、なかなか活用できていないという方も多く来店くださっています。

私も同じように悩んだ時期がありましたので、少しでも力になれたらと思っていますのでお気軽にご連絡ください。
一緒に試行錯誤しながら活用方法を学んでいけたら嬉しいです。

 

また、医療機関や介護施設でアロマケアを取り入れてみたいという医療・介護従事者のお客さまも増えています。
私も実際に医療機関でアロマケアを行うまでは山あり谷ありでしたので、お伝えできることはすべてお伝えします。
疾患を持つ方へのアロマケアは健康な方へ行う場合とはまた違った注意点も出てきますので、その点は特に気を付けてお伝えしています。

 

アロマセラピーやハーブは植物成分による効果ももちろん大切ですが、精油やハーブに触れる『時間』を楽しめるような空間づくりを大切にしています。

ぜひ気軽にお立ちよりください。

私のアロマケア活動の歴史

2016年 
JAA(日本アロマコーディネーター協会)アロマコーディネーター・アロマハンドリラックス(ボディケア)資格取得。
2018年
レンタルサロンにて週1回のサロンスタート
2018~2021年
緩和ケア病棟にて作業療法士として勤務しながら、がん終末期の患者さまにアロマケアを提供
2019年~
精神科病院デイケアにてアロマセラピストとして活動
2021年
JAA(日本アロマコーディネーター協会)認定加盟校開講
2022年
JAMHA(日本メディカルハーブ協会)認定教室開校
2022年5月~
訪問看護ステーションにて作業療法士として勤務

ここにたどり着くまでの私のプロフィール

アロマテラピーとの出会い

アロマテラピーとの初めての出会いはもう17年ほど前。 

初めてラベンダー精油を購入して芳香浴をしたのが始まり。

ストレスフルな毎日に何か取り入れられないか・・・と考えている時、ちょうど流行りはじめだったアロマセラピーに興味を持ちました。

精油の瓶もかわいいし、インテリアとしてもいいし☆

当時はアロマセラピー=お洒落なヒーリングという印象でした。

16年くらい前にAEAJ(日本アロマ環境協会)のアロマテラピー検定1級に合格していたんですけどね・・・ その時はそこで終わり。

毎日の仕事をこなすのに精一杯で、アロマを本格的に勉強するには至りませんでした。

心のバランスを崩した時の支えとなったアロマセラピー


病院勤務も10年近くなった頃。

 仕事とプライベートのストレスから精神的なバランスを崩し、仕事がほとんど出来なくなるという経験をしました。

 耳鳴りのようなものが続き、人の話が頭に入ってこない。全てが雑音にしか聞こえない。

 頭の中が常にオーバーヒート状態で、カルテが全く書けない。同期の同僚に手伝ってもらいながら、泣きながらカルテを書いたことも。

眠れない。食べれない。かと思ったら1日中眠る。の繰り返し。

 心療内科を受診し、一番多い時には10種類近くの薬を飲んでいた時期もあります。 

それでも経済的な理由から仕事を休むという選択が出来なかった私ですが、朝起きて出勤の準備をしている途中に意識を失うという状態に。

勤めていた病院の上司からの勧めで休職することにしました。

 『仕事のことは何も心配しないで、とにかく心地よく過ごして休んで』その時の上司の言葉には本当に救われました。

休職中に再び香りに癒された

元々興味があったアロマセラピー。仕事の忙しさで忘れ、精神状態が最悪の状態の時にはアロマセラピーに頼ることさえできませんでしたが、休職して少し病状が落ち着いた頃、再び芳香浴を楽しむようになりました。

病状も落ち着き、復職。それからは常に『アロマセラピーを本格的に勉強したい』と思っていたのですが・・・経済的な理由からなかなかスクールに通えない。

本を買って自分なりにセルフケアで楽しむ程度で、なかなか本格的に勉強するには至りませんでした。

2人目の妊娠を機に13年間勤めた病院を退職。その退職金でスクール通いを決心

 アロマセラピーを本格的に勉強したのは、下の子を妊娠後に13年間勤めていた病院を退職してから。その退職金でスクールの門を叩きました。

 出産後のお世話が少し落ち着いたのをきっかけに、『今がチャンス!!』とJAA(日本アロマコーディネーター協会)の認定スクールでアロマコーディネーターとアロマハンドリラックス(ボディトリートメントセラピスト)の資格を取得。

その後は介護アロマセラピスト養成講座・マタニティケア・メディカルアロマケアなどを受講。

受講しながら、作業療法士としての経験を活かしてアロマセラピストとして仕事がしたいな~と本気で考えるようになりました。

緩和ケア病棟でのアロマトリートメント経験が決定打。

訪問看護ステーションに勤めた後、緩和ケア病棟で作業療法業務の傍ら、がん終末期の患者さまへハンドやフットケアを中心にアロマケアを取り入れました。

そこでの主な仕事はもちろん作業療法士としての業務。

元々病院がタクティールケアというタッチケアを取り入れていて、キャリアオイルや精油は常備されている病院だったので、私も許可を得てリハビリを行うことが難しくなった患者さまを中心にアロマトリートメントを提供しました。

週1回のみオープンのサロンからスタート

何度も諦めかけたアロマセラピストへの道でしたが。

その時たまたまネットで見つけた開業支援型のシェアサロンで、週1回のみのサロンをオープン。

そこで開業支援・指導を受けながら、アロマセラピストとして本格的に活動を始めました。

お客さまにトリートメントをしていくうちにみえてきた『私のアロマセラピー』

トリートメントに受けに来られる方は基本的に健康な方ばかりじゃない。

サロンにて慢性的な疾患をお持ちのお客様、術後のお客様のトリートメントを経験。

そこで見えてきた私がやりたいアロマセラピー。

何かしら慢性的な疾患を抱えて、病気と一緒に生きている方も安心してアロマトリートメントが受けられる。

そんなサロンをもつことが私の目標となりました。

疾患を持った方も安心して受けられるアロマセラピーを。医療と自然療法が協力し合える世界を

既にJAAでボディトリートメントの資格を取得し、サロンでのトリートメントを提供していた私ですが。。。

更にアロマセラピーの知識・技術を深めるためにAEAJのインストラクターやNARDジャパンアロマテラピーアドバイザーを取得し、精油の成分・分子の知識・理解を深めて精油選びの幅を広げるための勉強など、私のアロマセラピーの学びは底なし沼です。

 

そして、作業療法士として患者さんとの関わりも持って行きたいということで、2022年5月から訪問看護ステーションで勤務しながら自宅サロンを運営中です。

疾患を持った方も、安心して受けられるアロマテラピーを。

そして医療と自然療法がお互い協力し合えるような世界を

これが私の目標です。