アロマやハーブでのセルフケアと健康診断はセットで
こんにちは。アロマとハーブの教室『手放す時間』の石川です。
2月9日(日)。 寒いです。 昨日までに比べて少しばかり寒さが和らいできましたが、やっぱり寒い。
もちろん本土に比べると暖かいのは間違いないのですが、沖縄は寒い時期がかなり短いので暖房設備を整えていない家庭が多い。
厚手のコートを持っている人も少ないので(私も持っていない)、寒さ対策をあまりしないので寒く感じるのかなあと思います。
沖縄はとにかく風が強く、この数日は風速20m近くあったとか。 夜はちょっとした台風並みに風が鳴っていましたしね。
冬に沖縄に旅行される際は、とにかく風を通さない羽織ものを1枚もっておくと安心です。
今日は『アロマやハーブを知っているからこそ、気をつけたいこと』について書いていこうと思います。
セルフケアと健康診断はセットで
私はプレ更年期にあたる年齢なので、更年期についてよく耳にしますし、聞かれます。
昨年末には更年期についてのミニ講座も開催しました。
更年期って本当に人によっていろいろな不調が起こりがちですし、時期も個人差が大きいので難しいといえば難しい。
全く感じない人もいるし、生活に支障をきたすほどの不調に悩む方もいます。
更年期について学ぶために色々な書籍を読んでいると、必ず共通して注意喚起されているものがあります。
それが、内科疾患が隠れている可能性もあるということ。
更年期に表れやすい不調って、内科疾患や内分泌系疾患でも見られるような症状が多いんですよね。
例えば
動悸・息切れ・めまい・ホットフラッシュ・・・ 更年期によくきかれる不調です。
でも、これは自己免疫疾患である甲状腺機能亢進症(バセドウ病)の初期症状にとても似ています。
むくみ・冷え・倦怠感・体重増加・記憶力低下・抜け毛・生理の周期や出血の量がいつもと違う・・・ これも更年期症状としてよく聞かれます。
でもこれ、甲状腺機能低下症(橋本病など)の症状としても当てはまります。
その不調に何か病気が隠れていないかは、健康診断でみつかると思うので不安な場合は一度受けてみてください。
私も色々不調が出てきていたので、更年期いよいよ突入かあ・・・と思っていたのですが、女性ホルモン値を測ってもらうと問題なし。
我が家は甲状腺の病気が多い家系なので、甲状腺の検査もしてもらいましたが、それも大丈夫。
じゃあ食事療法で。ということで年末から医師と相談して薬は使わずに食事療法と生活リズムを見直したら、1か月くらいで数値は落ち着きました。
やっぱり生活習慣だった(汗)。
ということもあるので、安心して生活習慣の見直しやアロマやハーブでケアしたいという方は除外診断を行った上で取り組むといいと思います。
アロマやハーブでのセルフケアと健康診断はセットで^^
ちなみに、私の場合上の血圧はそれほど高くなかったのですが、下の血圧が異常に高い状態だったのですが。
心療内科の先生にも聞いてみたら、下の血圧だけ高い場合はストレスによるものの場合が多いそうですよ。
30代でも『更年期様症状』を呈する人もいることを理解して欲しい
私は過去にうつ病で精神科の薬(抗うつ薬)を服用していた時期があります。
その副作用で1年くらい生理が止まりました。生理が止まるということは、やっぱり女性ホルモンに影響してしまうのも当然で、ひどいのぼせ、ホットフラッシュなどに悩まされていました。
その頃私はまだ30歳。
20代後半~30代前半で更年期についてよく知っている人って少ないですよね。 私はほとんど知りませんでした。
なので、その頃急に汗が止まらなくなる症状が、いわゆるホットフラッシュだったと分からなかったんですよね。
もちろん婦人科でホルモン値を調べてみるという考えもありませんでした。
色々あって心療内科を変えたら女性の医師だったので、汗がダラダラ出て困っているって話してみたら、更年期様の症状が出ているとのことでお薬変更。すぐに生理が再開して更年期様の症状も治まりました。
実際に更年期の時期であれば『あーいよいよ来たか?』って何となく分かるのですが、20代後半~30歳くらいだとその症状がいったい何なのか分からない人もいると思います。
40歳前後だと『あれ?ちょっと早いけど更年期?』と不安になる人もいます。
その時にぜひやめて欲しいのが『いやいや、早いでしょ(笑)』と受け流すことです。
ポイントは『(笑)』が入っていること。
実際何度か言われたことがあるのです。
30代後半の頃、『女性特有の悩みを話してみよう』というようなクローズのお話し会がオンラインで開催されていたので、参加してみたことがあります。
その頃午後から夕方にかけての頭痛や疲労感が本当に酷くて、生理も乱れがちだったので『更年期なのだろうか・・・?』とチャットにコメントを入れてみました。
すると『いやいや、早いでしょ(笑)』と主催者が笑っちゃったのですよね。
そこで私の心はシャットダウン・・・
その後はその方に悩みを相談してみようという気がなくなりました(まあまあ知っている方だったので)。
まあ何が言いたいかというと、もしまだ若いのに『更年期なのかな?』と悩んでいる方がいたら、『若くてもそういう症状が出る人もいる』ということを理解していて欲しいということです。
本人は真剣に悩んでいるので、『(笑)』は付けないで話を聴いてあげてください。
まとめ
今回は更年期にフォーカスして話していますが、長引く不調に大きな病気が隠れているということは他にも色々あります。
私の家族の例で言うと、
・母親の唇の端にできた水ぶくれ。いつものヘルペスだと思っていたら、どんどん悪化して唇が岩のようにただれて腫れあがり、ほとんど食事も取れなくなる。
大きな病院で検査してもらったら『尋常性天疱瘡(じんじょうせいてんぽうそう)』という少し珍しい自己免疫疾患で、2か月余り入院治療が必要になりました。入院した頃には水ぶくれが全身に広がって大変な状態になっていました。今は服薬コントロールで元気ですよ☆
・またまた母親。『肩が痛い』『胃がムカムカすることがある』と時々訴えていたものが、だんだん間隔が狭くなり、『気持ち悪くてトイレで動けない』と同居家族から連絡があり、血圧を測るよう伝えたら上の血圧が80台。
これはヤバいと救急にすぐに連れて行ったら心筋梗塞で即日手術(ステント留置術)。
・父親の脚がだいぶ浮腫んでいるし、息切れが気になるなあ・・・と思い受診を促したらバセドウ病で心疾患を合併していることがわかり、早期に入院・手術。
・叔母の脚の浮腫みと酷い倦怠感がずっと気になっていたので、受診を促したら甲状腺機能低下症とそれによる心疾患を合併していた。
大きな病気だったというもので挙げるとこういうものがありました。
両親・叔母は治療のおかげで今は日常生活に支障なく穏やかに暮らしていますよ^^
怖がらせるつもりはないのですが、よくある不調にはこのように大きな病気が隠れている場合もあるので、『何だかおかしいなあ・・・』と思ったら受診してみるのを私はおススメしています。
何もなければ安心してセルフケアを取り入れられますからね^^
当教室のJAAアロマコーディネーター養成講座ではそんな話もお伝えしていますので、『医療と自然療法バランス派でいきたい』という方、お待ちしております☆
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