意外と悩む 精油の保管

こんにちは。アロマの教室『手放す時間』の石川です^^

『介護とアロマ』『メンタルヘルスとアロマ』等、毎週水曜日にちょっとしたお役立ち情報などをお届けしています。

今日のテーマは『精油の保管』です。

 

沖縄はいよいよ湿気が本気を出してきましたね。 今朝は我が家も霧に覆われていた朝でした。

天気予報を見ると、この先雨マークが多くなっているので、そろそろ梅雨入りも近そうです。

湿度が常に80~90%、室温も高くなるこの季節に気になるのが『精油の保管』です。

 

各協会のテキストや市販されてるアロマ関係の本には、精油の保管方法について『直射日光を避けて冷暗所で保管』と記載されています。

この『冷暗所』の基準が曖昧ですよね。

 

これは諸説ありますが、『20℃前後』が基準だという声が多いです。ちょっと涼しめくらいかな?

夏の沖縄(最近は日本全国猛暑日が多くなっていますが)で室温20℃を保つのはまず難しい。

 

じゃあ冷蔵庫に♪と考えがちですが、冷蔵庫(冷蔵室)の適正温度範囲は2~6℃とのこと。

ちょっと低いですね。

 

でも、ロバート・ティスランド氏(イギリスのアロマの研究者)は冷蔵庫保管を推奨しているとの話も聞きます(私はティスランド氏から直接聞いたことはないので、又聞きです)。

特に柑橘系の精油は傷みやすいので、冷蔵庫保管も良いと思います☆

冷蔵庫保管で注意しなければいけないのは、冷蔵庫内の温度と室温の温度差による精油瓶内の結露です。

極端な温度変化を繰り返すと、精油の劣化が早まるとのことですので、冷蔵庫保管の場合は使用したらすぐ戻すというのを意識しないといけないかなと思います。

 

 

個人的な意見としては、30℃とか40度とか極端に暑い部屋でなければ、風通しが良い部屋の日の当たらない箇所に常温で置いても良いと考えています。24~26℃くらいなら大丈夫かな?と。

以前はワインセラー(庫内17℃設定)で全ての精油を保管していましたが、出し入れが多いので使用頻度の高い精油は常温保管にしました。ただし、私は夏場は精油を保管している教室部屋は常時冷房作動です。。。

 

植物油(キャリアオイル)は開封後はワインセラーに保管しています。使用頻度の少ない精油もワインセラー保管です。

 

精油は植物から精油を抽出する際に既に高温にさらされているので、高温には比較的強いという内容も実際にいくつかの講座で耳にしています。

 

問題は湿気です。
沖縄の梅雨時期~夏の湿度は精油保管にはちょっと厳しい環境かなあと思います。 風通しや日当たり、湿度など気にしながら保管してください^^

そして、精油の香りをチェックする頻度を増やすのもいいと思います。

 

以前、私はフランキンセンス精油が劣化してしまい、香りが別物になった経験があります。
比較的酸化しやすい精油は柑橘系精油や枝葉から採られる精油など、『モノテルペン炭化水素類』という成分が多く含まれている精油です。

こちらは特にチェックを☆

 

精油の保管方法はお住まいの地域の気候によっても違いが出ると思うので、卒業したスクール、お近くのスクールで確認してください^^

 

私は先週頃までは冷房を付けずに過ごせていましたが、今週に入ってから室温・湿度が高くなった影響で精油箱の精油の揮発が早まっていて、教室の香りが変わったので、冷房作動しました。

なが~い夏が始まりました。。。

精油も値上がり、電気代も値上がりのこのご時世。精油の管理をしっかりして、大切に使っていきたいですね♪

 

来週は梅雨時期に役立つ精油についてお話しようと思っています^^

 

 

 

 

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