これからの人生、あなたはどう生きる?ー本のご紹介ー
こんにちは。アロマの教室『手放す時間』の石川です^^
『介護とアロマ』『メンタルヘルスとアロマ』等、毎週水曜日にちょっとしたお役立ち情報などをお届けしています。
今日のテーマはメンタルヘルスで『過去記事紹介(note):他人の期待に応えない』。
2020年、ホスピスに勤めていた頃のコロナ禍真っ只中にnoteに投稿した記事です。
(その頃のnoteは作業療法士として匿名顔出しなしで書いていたので、『t.k』というアカウント名で書いていました)
記事はこちら
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2020年note過去記事より『他人の期待に応えない』
https://note.com/ot2001tk/n/n9a7c6917c1fb
がん研究会有明病院 腫瘍精神科部長 清水研 先生の書籍『他人の期待に応えない』の感想を元にした記事です。
『腫瘍精神科』という科があるのを清水先生の存在を知って初めて耳にした私。
いわゆるがん患者さん専門の精神科医です。
がんと診断されると、患者さんは少なからずパニックを起こします。
冷静に見えていても、きっと頭の中はパニック状態なはず。診断されたその瞬間から『治療はどうするか』『仕事は?』『家族は?』など、選択の連続です。
そこでがん治療中の精神科専門の医師がサポートしてくれるというのは、本当に心強いだろうなと思います。
そんな清水先生が執筆された本。『他人の期待に応えない』。
『ミドルエイジクライシス』(『ミッドライフ・クライシス』や『中年の危機』とも呼ばれています)という状態は誰にでも起こりうる危機で、40代から50代にかけて起こる身体的・社会的な変化をきっかけに、人生に対して不安や焦りを覚えること。とされています。
精神科治療の専門家である清水先生ご自身も、このミドルエイジクライシスを経験したと記されています。
40代後半~50代って、今後の仕事についても色々考え始める時期ですし、子供たちが自立して家庭環境も変化していく。今までの自分の役割が変化していく時期ですよね。
身体も女性は更年期に突入し始める時期ですし、ホルモンの変化の影響を受けるのは男性も同じです。
今でこそ『男性更年期』という言葉を耳にするようになっていますが、実際のところまだよく分からない。
※ちなみに、男性更年期の診断は主には泌尿器科だそうですが、身体的な症状が主なら内科、精神的な症状が主なら精神科・心療内科、性機能に関することが主なら泌尿器科だそうです。
精神科医でさえ経験するミドルエイジクライシス。
その年代を過ごすヒントは『どう生きるか』を考えることだそう。
私は30代前半にうつ病を経験し、ミドルエイジクライシスを早めに経験したかな?と思っています。そこから考え方・生き方がガラリと変わったので^^
そして、ホスピスで多くの看取りを目の前で経験して、更に『今をどう生きるか』を考えるようになりました。
地位のある方などのリハビリも担当しましたが、最期に側にいるのは、やっぱりご家族なんですよね。
ちょっとミドルエイジに入るかな? そろそろこれからのことを考えていこうかな?
という方、『他人の期待に応えない』参考になるかも知れません。
※実はこの記事を投稿した時、旧Twitterで著者の清水先生から直々にコメントをいただきました☆テンション上がりました^^
記事はこちら
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2020年note過去記事より『他人の期待に応えない』
https://note.com/ot2001tk/n/n9a7c6917c1fb
※現在noteは運用を休止しているため、記事自体は非公開設定にしていましたが、今日から1か月間公開設定にします。