アスリートが口腔ケア!?自律神経と口腔ケアのお話

 

 

こんにちは。『アロマとハーブの教室 手放す時間』の石川です。

『介護とアロマ』『メンタルヘルスとアロマ』等、毎週水曜日にちょっとしたお役立ち情報をお届けしています。

今日のテーマは『口腔ケア』。

口腔ケアって聞いたことがありますか?

 

口腔ケアとは、口の中の清潔を保つことで、さまざまな口の中のトラブルを防ぐことに加え、食べたり会話したりする機能(口腔機能)の維持・回復、ひいては全身の健康や生活の質(QOL)の向上を目的に行われるケアの総称です。

ーNestle health science Webサイトよりー

 

『口腔ケア』と聞くと、高齢者や障害をもった方のケアのことを差すことが多いのですが、昨日面白いお話を伺いました。

来年度から専属講師として働く『沖縄の介護美容スクールmato』で、口腔ケアの講師を担当する歯科衛生士さんからのお話。

彼女は沖縄県の歯科衛生士会の監事をされていて、病棟や口腔外科などでの勤務をもう40年もされているそう。 今現在も総合病院の口腔外科でバリバリ働いていらっしゃいます。

そんな彼女との介護美容スクールの講師会での雑談。

 

『口腔ケアはアスリートも取り入れているんだよー』

 

私はえーーー!そうなんだ!と驚きでした。

 

なんでも、アスリートは口の中が乾き気味で、便秘になる方が多いそう。

 

その原因とされているのが、やっぱり交感神経優位になってしまっているから。

 

アスリートは身体への負荷はもちろん、精神的にも常に不可がかかっています。 『闘い』の交感神経優位になっているのは当然と言えば当然ですよね。

 

アスリートはもちろんメンタルトレーニングやリラクゼーション、食事管理もしっかり受けることも大切なのでケアは一般人よりも気を遣っているはずですが、やっぱり副交感神経のスイッチが入りにくい場合も多いそう。

その影響で唾液が減少

口腔環境悪化

腸環境悪化

便秘などの消化器の不調

となっていることもあるとのこと。

 

そこで取り入れられているのが唾液腺のマッサージ。

唾液腺を刺激して唾液を増やすケアが取り入れられているそうです。

 

そこで、『粘膜ブラシ』という高齢者や障害者の口腔ケアに用いられているブラシをアスリートたちに試してもらったところ、唾液量の増加、排便回数が優位に上がったという報告が学会で発表されていたそうです。

 

お話を伺った彼女はアスリートだけではなくて、現代は子供たちもストレスで排便回数が少なかったりするため、この粘膜ブラシを用いて試したところ、やっぱり排便回数が多くなったとのことです。

 

最近『腸活』という言葉も一般的になり、腸の環境が免疫機能や精神機能に関係しているということもだいぶ浸透してきました。

 

交感神経と副交感神経の切り替えの重要性も浸透していますし、アロマやハーブで切り替えに役立てる方法を私もお伝えしています。

 

腸環境の改善には食生活の改善は必須です。

なのですが、思うように食事を摂れない高齢者や障害を持った方の便秘問題は結構深刻です。

 

そのような例でも彼女は粘膜ブラシを用いたケアを行い、唾液量の増加→排便回数の増加の症例を沢山経験してきたそうです。

 

中には、寝たきりの患者さんでずっと口を閉じることができずに口の中の乾燥が酷くて大変だった方が、唾液量が増えて自然に口を閉じることが出来るようになった方もいらっしゃったそうです。

 

おおおおーーーー!

と私はそこもびっくりでした。

 

 

交換神経と副交感神経の切り替えを口腔ケアからアプローチ。

 

新しい視点をまたまた受け取ることができました☆

 

アロマやハーブ、食事、運動にプラスして口腔ケアにも目を向けてみるといいかもしれません^^

 

ちなみに・・・

彼女がおススメしていた粘膜ブラシは『エラック』というライオンの製品だそうで、Amazonや楽天でも購入できるそうです。

今は彼女は一般のドラッグストアで購入できるようにして欲しいとライオンさんに直接掛け合っているそうです。

私は早速自分と両親に使ってみようと思います☆

ライオン エラック 510ES(口腔粘膜ケア用ブラシ) 

 

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毎週水曜日はこのように、ちょっとしたお役立ち情報を中心に発信していきますので、お時間ある時にぜひ読んでみてください♪

 

 

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