介護者こそ自分時間を確保
こんにちは。沖縄 宜野湾市のアロマ教室 『手放す時間』の石川です^^
10月20に『介護に役立つアロマケア講座』をリニューアルし、募集を再開しました♪
早速お申込みをいただいており、有難い限りです。 ありがとうございます!
少しでも介護にアロマを役立てたいと思っているご家族のサポートができたら嬉しいです。
今日は『介護に役立つアロマケア 入門編』でも触れていますが、『介護者にかかるストレス』についてお話しようと思います。
介護者にかかる主なストレス①精神的ストレス
介護をしていると、自分の自由な時間が制限されます。ましてや介護者も子育て中だったり、仕事が忙しかったりすると、もう何が何だか分からない状態です・・・。
私の父母もそれなりに色々疾患を抱えておりまして、手術や入院となると私がキーパーソンとして出向くので、自分の予定変更の嵐になります。
私は元々一人介護を覚悟していたので、家族間での衝突はなく、私の判断で色々進めることができます。しかし、ご兄弟・姉妹が多い場合、マンパワー的な介護力は期待できる反面、家族間での衝突が発生することも珍しくありません。作業療法士の現場でも沢山目の当たりにしました。
介護者にかかる主なストレス ②身体的ストレス
寝たり・起きたりの介護が必要な場合、介護者の身体的負担は大きく、介護によって腰痛などのからだの不調を抱えることがあります。
介護による精神的負担と、からだの痛みによる精神的負担が重なり、介護者の体調不良へと繋がることもあります。
介護者にかかる主なストレス ③経済的ストレス
介護保険によるサービスが年々充実しているとはいえ、自己負担分や保険外の出費、入院費等の経済的負担は決して軽くはありません。
在宅介護の場合、主介護者の勤務形態を変更する必要性があったりと、主介護者の収入が減る可能性もあり、経済的負担に悩む介護者は多いです。
介護者にかかる主なストレス ④認知症介護のストレス
重度認知症の場合、暴言・暴力によるストレスや、要介護者の生活リズムの崩れが介護者の精神的ストレスとなることがあります。
在宅介護では転倒リスクも高く、常に注意を払う必要性があるため介護者は常に気が張っている状態が長期間続くことがあります。
一人で抱え込まずに専門家へ助けを求めて
家庭内の様子は外から分かりにくく、限界に達しているご家族ほど助けを求めることさえできなくなっていることが多いです。
介護支援サービスの専門職はそのような場面を数多く見てきています。解決の糸口を一緒に見つけてくれますので、まずは専門機関に相談してください。
どこに行ったらいいか分からない場合は、地域の役所の窓口で状況を話して、『どこに助けを求めていいか分からない』旨を伝えてください。
既に介護支援サービスを利用している場合は、利用先のスタッフに話してください。どのスタッフでも良いです。 そのスタッフが必要部署へ繋げてくれます。
まず大切なのは『限界である』と誰かに伝えることです。
自分の好きなこと時間を5分でも作ろう
子育て同様、介護の場面でも介護者は自分のことが後回しになります。 それは仕方のないことですが、たまには息抜きしてください。
何か好きなことがあれば、それに集中できる時間をほんのわずかな時間でもいいので持ってください。
その時間を作るために介護サービスを利用してもいいんです。 罪悪感を抱く必要はないですよ。
もし、アロマやハーブが好きなら、香りを嗅いで静かに過ごす時間を5分でも10分でもいいので作ってみてください。
香りをゆっくり嗅ぐと自然に深呼吸したくなります。 ふと普段呼吸が浅いなって気付くことができますよ^^
自分の状態に気付くことが、ストレスケアの第一歩です♪
ストレスケアにアロマやハーブを活用してみたい方へ こちらの講座をご用意しています。
ストレスケアとアロマ&ハーブ1Day講座
↑↑
講座のご案内ページは画像をタップ