こころの復元力(レジリエンス)を高める
『レジリエンス』という言葉を知っていますか?
これは心理学的な側面だけではなくて、ビジネスや教育、組織など色々な分野で注目されている言葉ですが、意味は『復元力・回復力・耐久力・再起力・弾力』など『困難な状況を乗り越え、回復する力』のことを差しています。
ストレスに負けない強い心ももちろん必要ですが、人間だもの。凹むこともあります。
大事なのはその先。
『凹んだ心を元に戻す力』。ストレスケアは『自分』を知って、復元力を発揮できるように日ごろから意識することかなと私は思っています。
空気の抜けたボールだと凹んでも元に戻りにくい
当教室のオリジナル講座『ストレスケアとアロマ&ハーブ1Day講座』では、こころの状態をゴムボールに例えて話します。
空気が程よく充填されたボールはよく跳ねるし、しなやか。何かに当たって凹んでもすぐ元に戻る。これが『レジリエンスが高い状態』。
逆に空気が抜けたゴムボールは跳ねないし、少し跳ねたとしてもどこに行くか分からない。
ボールが妙に重たくて、凹んだら元に戻らない。投げても空気の抵抗をもろに受けてどの方向に行くのか予測しにくい。コントロールができない。
エネルギーが枯渇しているこころってまさにこの状態ですよね。
まず元気が出ないし、周りの声にいちいち反応してしまう。感情の起伏が激しくなってコントロールしにくい。
この場合は空気の充填(休んでエネルギー補充)が必要です。
じゃあパンパンに空気を入れればいいかというと、そうでもない。
空気を充填しすぎたボールはいつ破裂してもおかしくないし、当たった相手が痛い思いをすることもある(傷つけることもある)。跳ねすぎてどこに行ってしまうか予測しにくい。こっちもコントロールしにくい。
こころに例えたら無理をしていっぱいいっぱいになって余裕がない状態の時かな?
こちらは少しガス抜きが必要ですよね。
エネルギーが無い時は休養(充填)、エネルギーがあれば気分転換を(ガス抜き)
自分に今必要なのは『休むことか』『気分転換か』。
これは自分のこころの状態を分かっていればどちらが必要か判断できるものですが、本当に疲れてしまっているとその判断さえも難しくなったりします。
だから日ごろから自分に目を向けて欲しいなあと思います。
サッカー大好き少年は日ごろからボールを肌身離さず大切にして、汚れたら磨いたりしますよね^^
ボール=こころ。
私は剣道をやっているので剣道に例えると竹刀=こころ。竹刀磨いたり、ささくれがあれば削ったり、結い目が緩くなっていれば締めなおしたりと竹刀のメンテナンスをします。
時代劇のワンシーンで侍が刀を磨いているのを見たことないですか?あれも大事なメンテナンスですよね。
日ごろからのメンテナンスをしてこそ不調に早く気づいてそれに応じた対処ができるのだろうなと思います。
ぜひ、日ごろから自分のこころと向き合う時間をちょっとだけでも作って、自分メンテナンスを習慣にしてみてください^^
あなたの休養方法は?気分転換方法は?
あなたの休養方法はどんな方法ですか?
私はほんとーーーに疲れてエネルギーがない時は、部屋を暗くして雨の音のBGMを流します。そんな状態の時は樹木系の香りを嗅ぐことが多いです。
樹木たちからエネルギーを分けてもらうようなイメージ。
気分転換方法は体力・時間共にあれば剣道するのが一番。
剣道って動くし、大きな声出すし、集中するしで頭が空っぽになります。
体力や時間が少し足りない時はディズニーランドの管内アナウンスの環境音(YouTubeで)で流して、ディズニーに行った気分になります(笑)
あとは、ちょっと車を出して風に当たりに海沿いにドライブなど(夏は暑さに負けてそれはできませんでした)。
私は普段はアロマのレッスン以外は自宅で一人パソコン作業をしていることがとても多いので、今は気分転換はどちらかというと少しザワザワしているところに行きたくなるかも・・・。
でも、逆もあるかなあ・・・
全く別の作業(家事など)に全集中して頭空っぽにして作業に没頭することもありますね。そんな時はBGMは私はもっぱらカフェミュージックです。
とにかく、『今の自分にはどんな方法が合うか』を状態に応じて選択できるといいですよね^^
ストレスケアとアロマ&ハーブ1Day講座で『自分に向き合うアロマ&ハーブ』を
当教室の『ストレスケアとアロマ&ハーブ1Day講座』では、ストレスについて学び、アロマやハーブを用いて自分に向き合う時間を作り、自分のストレスケアを考える方法をお伝えしています。
自分なりの休養方法、リフレッシュ方法取り入れて、こころのレジリエンスを高めていきましょう♪
アロマやハーブでどんなことが出来るかな?と興味のある方は、ぜひお待ちしています^^