趣味こそ自己満。自己満こそストレスケア。

 

こんにちは。沖縄 宜野湾市のアロマスクール『手放す時間』の石川です。

突然ですが、趣味はありますか?

ストレスケアにはやっぱり趣味を持つことが有効だと私自身も実感しているし、私のオリジナル講座である『ストレスケアとアロマ&ハーブ1Day講座』の中でもお話ししています。

そして先日、ストレスケアの講座でお客さんとの会話でも改めて実感したので、今日はそのことについてお話したいと思います。

 

うつ病の頃の現実。『何も考えられない』ではなくて、考えすぎてオーバーヒート。

 

『うつ病』と聞くとどんなイメージがありますか?

『何も考えられなくなる』『起き上がれなくなる』『動けない』『ぼーーーーっとして何も手に付かない』などなど。

何も考えられない、いわゆる『思考停止状態』のイメージが強いかと思います。

 

もちろんそれも正解なのですが、私の場合はちょっと違いました。というより、うつを経験している方や患者さんと接していてもちょっと違うと感じています。

逆なのです。

『考えすぎて頭の中がオーバーヒート状態』

なのです。

常に何かグルグル考えごとをしている。

次から次へと考えが巡ってしまい、頭が休まらない。

だけどそれを次の行動に繋ぐことができない。

自己嫌悪・マイナス思考

また嫌な考えが巡る

頭がオーバーヒート

 

その繰り返しです。

常に焦っていたんです。

でも、動けない。

頭と身体が分断されたようで、私の場合は焦っている自分自身が、少し上から何もできずに動けなくなっている自分を見下ろしているような・・・自分で自分を見つめているような感覚でした。

 

おそらく、うつ病に起因する『離人感(りじんかん)』という状態だったと思います。
※離人感とは:「自分が自分でない」と感じる「離人感」等が一過性でなく持続・反復する精神不調です

 

作業療法士の専門学校の精神科の授業などでも『離人感(りじんかん)』については知っていたので、そんな状態でも『あー、これってたぶん離人感っていうものだよね』と冷静に見ている自分もいる。

 

オーバーヒート状態、焦っている自分、動けない自分、冷静に見つめている自分。

色んな自分が存在していました。

 

 

薬物療法でそのグルグル思考を一旦シャットダウンしてもらう。

 

私はうつ症状がひどい時期は10種類近くの薬を服薬していました。

まあ・・・これはその頃かかっていた精神科の主治医がどんどん薬を増やすタイプの先生で、学会発表なども積極的にしていて、新薬が出るとまず試すという先生だったためでもあります。

 

後々に主治医に相談してクリニックを変更し、新しい主治医と一緒に少しずつ薬を減らして行ったわけですが。
(薬剤師さんにもすごくお世話になりました。主な相談相手は薬剤師だったというくらい)

 

アロマやハーブを知っていると、『そんな薬は飲んじゃいかん!』と考える方も多いかと思います。

 

しかし、『常に頭がオーバーヒート状態』を経験した私としては、薬で強制的にシャットダウン(クールダウン)してもらうことが必要な時期がある。という認識です。

 

そうでもしてもらわないと、本当に脳が壊れてしまうのではないかというくらい、しんどいです。

 

実際に壊れてしまった状態が精神疾患が慢性化してしまった状態なのだろうと思います。
(医学的な説明ではなくてすみません)

 

もちろん、状態が落ち着いてきて薬を減らしていく時期がきたらそうしていくことが必要ですが、飲まないと自分を保てない時期もあるということだけはご理解ください。

 

今でも時々訪れる『プチ オーバーヒート状態』

 

今現在は私はうつ症状はほとんど無いというくらい落ち着いています。

いわゆる『寛解(かんかい)した』という状態かなと思います。


※寛解とは:症状が一時的に軽くなったり,消えたりした状態のこと。このまま治る可能性もあり、場合によっては再発するかもしれない状態。精神科領域では『治る』とは言わず『寛解(かんかい)』と表現します。

 

でも、私は今でも心療内科にかかっています。長年かかっている先生ですが、私が時々『プチ オーバーヒート状態』に陥ることを知っています。

 

子供を出産した時は産後のうつ状態もありました。

 

通院日だけど子供を預ける先がなくて、まだ3か月くらいだった息子を抱っこして心療内科を受診したこともありました。

 

その時に『おーーー 可愛いーーー^^』って先生が息子を抱っこしてくれたんですよね。

ホントに少しの間でしたが、先生が息子を抱っこして私の話を聞いてくれました。

たった一回の出来事ですが、すごく救われた気持ちになったのを強烈に覚えています。

 

今ではこんなにバタバタ動き回っている私ですが、主治医は私に『寛解』という言葉を一度も言っていません。

 

私に時々『プチ オーバーヒート状態』が訪れることを知っているし、キャパオーバーのことを背負いがちになることを知っているから。

 

でも、薬を増やすとかではなくて話を聞く。

 

そして私自身も薬ではなくて、『グルグル思考をいったんシャットダウンする時間をつくる』ということを自分で実行できる状態でキープする。

 

その繰り返しが今の良い状態キープに繋がって、やりたいことをやっていくパワーに変わっています。

その『グルグル思考をいったんシャットダウンする時間』というのが『趣味の時間』なんですよね。

 

趣味は飾らず、短時間でも十分。『目の前のことに全集中できる時間』

 

私の今の趣味は『剣道』です。

高校時代に剣道部に所属していて、その頃はガンガン部活剣道をやっていた訳ですが。

今は子供たちが通う道場で、一緒に稽古をつけてもらうという程度です。

 

30年ぶりの剣道なので本当に動けないです(苦笑)

でも、それがかえって『全集中の時間』になってくれています。
※全集中とは:すべての意識をひとつのことに集中させること。『集中する』を強調する言葉。マンガ『鬼滅の刃』で使われ、日常的に使われるようになった。

 

仕事で色々あってグルグル思考が巡り始めていても、剣道の稽古に行くと足さばきに集中、竹刀の動きに集中、相手の隙を突くことに集中、苦しいけど『もう少し』と自分を保つことに集中。

いつのまにかグルグル思考が止まって、いつのまにか頭の中は剣道のことだけになっている。

 

剣道が特別上手い訳でもないし、ママさん剣道仲間でワイワイするわけでもない。

地味。

Instagram映えもしない。

 

でも、稽古している時間が好き。

剣道の意味を知るのも好き。

それでいい^^

だからいい^^

 

趣味は誰かに魅せるためでもないし、ほんの少しの時間でもいい。

『他のことが頭から吹っ飛ぶ全集中の時間』が得られれば、何でもいい^^

 

忙しい人ほど全力で集中できる趣味を探そうのすゝめ

 

先日の講座で出会ったお客さんは小さなお子さんの子育て真っただ中。ご家族の世話もある。仕事もしている。

時間がない。

でも、ほんとに少しの時間、全集中できる趣味を持っていました。

その時間は同じく頭を空っぽにできるそうです。

ストレスケアの講座を受けにきてくれていましたが、ご自身で上手にストレスケアを実践されていました^^

 

それと並行して、頭の切り替えに役立つアロマやハーブを。

『ストレスケアとアロマ&ハーブ1Day講座』では、忙しい毎日を過ごす皆さんのストレスケアの一つとして、アロマやハーブを活用する方法をお伝えしていますよ♪

 

ストレスケアとアロマ&ハーブ1Day講座のご案内

ストレスケアとアロマ&ハーブ講座 こんなことが学べます

1. ストレスについて学ぶ
2. 気分転換と休養
3. ストレスがこころやからだに影響するメカニズム
4. 自分のストレスに気付くことがストレスケアの第一歩
5. ストレスケアに大切な緩急のメリハリ
6. こころと関りが深い不調
7. こころと関りが深い状態と役立つ精油
  ・身体的な状態、精神的な状態それぞれの早見表
  ・25種類の精油辞典
8. こころと関りが深い不調に役立つハーブ
9. ストレスケア用香りのスティック作成
10.ストレスケア用のmyブレンドハーブ作成
11.今日からはじめられるストレスケア紹介

受講料

1dayレッスン  6,500円  ※7月より価格改定いたしました。
※現金・クレジットカード決済

お支払い方法

当日お支払いをお願いいたします。

日程

リクエスト制(ご予約カレンダーからご都合の合う日をお選びください)
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当店の営業時間:午前10時~
(多少の時間の前後は相談に応じますのでお気軽にご相談ください)

開催場所

アロマサロン&アロマとハーブの小さな教室『手放す時間』にて
沖縄県宜野湾市大山
※住所・詳しい場所はお申込みされた方へ個別にお伝えします。

お申込み方法

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