メディカルアロマ 呼吸器系のアロマ。どんな精油を選ぶ?

現在通学中のスクールのオリジナル講座『メディカルアロマコース(呼吸器系)』。

呼吸器系のケアを行うためのセルフケア用アロマクリーム作成。

「呼吸器っていえば、ユーカリ・ラディアタとかだよね。」

「カタル症状(痰・鼻水・鼻づまり)っていえばサイプレスとかだよね」

ここまでは検定コースでも、インストコースでも習う範囲。

スクールの『メディカルアロマコース』になると、「どんな人に?どんな症状?何を目的に?どんな使い方?」と細かく設定するケーススタディ。

大人に使う?子供に使う?高齢者?それによってレシピが変わってくるのは当然ですよね☆

通学中のスクールのオリジナルコース『メディカルアロマコース』

私が現在通学中のスクール(イースターセブン)では、月1回、前期6回・後期6回のコースで、「消化器系」「泌尿器系」「呼吸器系」など各器官ごとに分けて勉強していきます。

『メディカル』という言葉をどう捉えるかは個々によると思いますが、ここでは基本的な解剖生理学・精油各論を知った上でのセルフケア・ホームケアの実践型。

なので、受講対象はアロマ上級者あるいは医療従事者(多少アロマを学んでいないと厳しかな?)と限られています。

呼吸器系の各症状に良いとされている精油の復習をした後、「どんな人に?どんな症状?何を目的に?どんな使い方?なぜそのレシピにしたの?」を個々でレシピ・根拠を挙げていきます。

ケース1 高齢者の風邪予防

【高齢者の風邪予防】

これ、実際に講座の中で与えられたケース1.

このテーマを与えられて、皆さんならどういうレシピにしますか?

ティートリーでアロマスプレー?

私的にはこれだけの情報だと、ほとんどレシピが思い浮かびません。

幅が広すぎますよね。どんなシチュエーションで使うものを想定するのかでレシピが全く変わってきます。

それが当たり前。

それを踏まえた上で、先生が改めて出した具体的なケース。

『80歳以上・女性・軽度認知症あり・1日おきにデイサービス利用・娘家族と同居』

そのケースに対する『注意点』『セルフ方法』『セルフレシピ』『アドバイス』

こうなると具体的なレシピが考えやすくなりました。

私が考えたケース1に対するレシピ

あくまでこれは私の場合です。

受講生は看護師さん、鍼灸師さん、介護士さん、病院内の整体師さん、セラピストさん・・・職種も様々。なので。レシピも全て違いました。

【注意点】
・皮膚刺激のある精油は避けて、なるべくマイルドなレシピで
・軽度の認知症とのことなので、直接精油を扱うのは避けたほうがいいかも・・・
・火を扱うような方法やお湯を扱う方法は必ずご家族の協力をお願いする

【セルフ方法】
認知症の程度が詳しくは分からないけど、直接精油を扱うのではなくて、一緒に作ったアロマクリーム(肌の乾燥が考えられるので、クリームのほうがいいかな?)をお渡しして、お風呂上りや眠る前に胸元に塗ってもらう

【レシピ】
ニアウリ・マートル・オレンジを0.5~1%濃度で

【アドバイス】
ご家族の協力が得られるなら、入浴や足浴で身体を温める。バスソルトの作成を紹介など。

繰り返しますが、これはあくまで私が考えたレシピ。それがいいか悪いかは別です。 先生の提案では、アロマペンダントも上がっていました。

受講生さんによっては『デイサービススタッフに負担のかからない提案を』『軽度の認知症ということですが、なるべく自分でできる方法を』等、一人では思い浮かばない提案なども聞けるのが、このケーススタディのいいところだな~と感じました。

ケース2 自分でケースを設定して、アロマクリームの作成

これは講座の最後に毎回必ずあります。クラフトの種類・濃度は指定されますが、レシピは自由。

「どんな人に?どんな症状?何を目的に?どんな使い方?」を自分で考えて、その根拠を発表。そのレシピを元に、実際にクラフトを作成します。

私のケース:6歳の子供。

主訴:元々風邪をひきやすい。小児喘息の既往があり、現在も定期受診中。風邪をひくと長引いてしまい、喘息症状が出てきてしまうため、風邪のひき始めに長引かないようにケアしたい。

原因:免疫低下。気管支に炎症を起こしやすい。痰を出し切れずに咳が長引く。痰の粘性が高い

症状:長引く咳・痰⇒喘息症状・夜間や朝方に多く出る。日中はそれほど咳は出ない。

【アロマテラピーとしてできること】

施術レシピ(トリートメントするなら?)
ニアウリ・サイプレス・タンジェリン(1%濃度)
※このケースの場合、アロマに慣れているため1%可能? 喘息症状を助長させてしまうため、副交感神経を優位にするような精油の使用はなるべく避ける

トリートメント
お風呂上り・眠る前にデコルテと背中にオイル塗布

アドバイス
夜中や朝方の咳が多いとのことなので、お風呂上りなど、眠る少し前に塗布する

セルフレシピ(ホームケア・クラフトはクリーム指定)
マートル・カユプテ・ライム(0.5~1%濃度)
キャリアオイル:グレープシードオイル
・お風呂上りにデコルテ・背中に塗布
※カユプテは刺激に注意して滴数少なめ。ライムが入っているため夜間使用。症状が治まれば使用終了。手についた場合目をこすらないなどの注意必要。 長引く場合は必ず医療機関受診。

としました。しつこく繰り返しますがあくまで私が考えた想定レシピです(このケースは実は私の子供を想定)。薬として使用するのではなくて、症状が出ないようにする予防ホームケアレシピです。

まとめ

・呼吸器と言っても症状は様々。呼吸器器官もひとつではありません。
・使う人によって注意点が変わってきます。
・どこで使うかによってレシピも変わってきます。
・子供や高齢者でも使いやすい精油・基本健康な大人に使いやすい精油・基礎疾患がある方でも使いやすい精油と、大まかに自分で決めておくとレシピを考えやすいかな?
・今回のレシピもあくまでセルフケア・ホームケアの範囲。薬としての使用をすすめるようなことは避け、症状によっては医療機関の受診もお勧めしましょう。

ちなみに、『カタル症状』って一般的には痰や鼻水の症状のことですが。『カタル』ってギリシャ語で「下へ流れる」という意味らしいです。

カタル(catarrh [kəˈtɑːr])とは、感染症の結果生じる粘膜腫脹と、粘液白血球からなる濃い滲出液を伴う病態のこと。カタルは通常、風邪、胸部疾患によるに関連して認められるが、アデノイド中耳副鼻腔扁桃気管支大腸に出現することもある。カタル性滲出液は排出されることもあるが、狭窄とともに管腔を閉塞させたり、慢性化したりすることもある。

Wikipediaより引用

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